秋の薬膳②
秋の薬膳②
こんにちは!
佐野市整体 ケイズ整体院の青木です!
秋に起こりやすいのは、ズバリ乾燥によるトラブルです!
具体的には以下の症状が考えられます。
肺や気管支のトラブル
口や鼻、目の乾燥
肌や髪の乾燥
口の乾き
咳や空咳
鼻づまり
息切れ
乾燥による便秘
尿量が少ない、また尿が濃くなる
やはり乾燥が原因のトラブルが多くなりますね。
実は潤いが減るということは、
燥邪の影響以外にも五臓の【肺】の機能や水分代謝の機能が低下している可能性があります。
チェック!肺のおもな働きは3つある!
①全身の気の管理
②呼吸の管理
③栄養物質や津液を全身に行き渡らせる働き(宣発と粛降)
※宣発(せんぱつ):上部や体表へ行き渡らせる作用
※粛降(しゅくこう):下や内部に降ろす作用
この宣発と粛降が上手に作用していることで、肌は潤いを保つことができます。
チェック! 肺の経絡(大腸・皮毛・鼻・うぶ毛・感情の憂(悲))にトラブルが起こりやすい
※経絡とは気血を運ぶ通り道のことを言います。
全身の気の管理と、栄養物質を行き渡らせる重要な役割をもつ肺。
秋はこの肺に影響を与えやすい季節なのです。
*気・身体を温め動かす原動力。目には見えないが経絡を通って全身に行き渡る。
次回、乾燥が症状を引き起こす前に、予防するためには何を食べればいいのか?