なぜケガをしてしまうのか

なぜケガをしてしまうのか

 

こんにちは!
佐野市整体 ケイズ整体院の青木です。

 

前回に引き続き姿勢についてです。

 

まず、建物の世界では

「柔構造」と「剛構造」

という概念があります。


剛構造とは壁や柱なども固く、接合部もしっかり固定されている構造。


逆に柔構造はたわむ構造。


剛構造の建物は弱い震度では揺れもしない、ビクともしないが

ある程度の震度では揺れを逃がすことが出来ずに簡単に壊れてしまいます。


それと比べて「柔構造」は

弱い震度でも揺れるが、強い震度でも

折れることなく揺れるだけです。



この「柔構造」の最たるものが

法隆寺の「五重塔」です。


五重塔は各階の組み合わさったところがズレ合うことで

衝撃を吸収し、これまで一度として倒れたことがないと記録されています。


これを人に当てはめ

骨格構造を活かし、最小限の筋力
(揺れを制御するためだけの筋力)

で身体を支えることで壊れない身体にしていきます。



アウターマッスル優位の筋肉は

まさに「剛構造」だと思いませんか?



そういった外から筋力で固めるような構造だと

アスリートレベルの負荷量だと

簡単に壊れてしまうのです。



アスリートは一般人よりもはるかに多くの量の体幹トレーニングを積んでいるはずなのに怪我をし続けるのはそういうことなのです。


ケガをしないトレーニング方法が知りたい方は
ご相談ください!


2017年09月06日